天野山金剛寺①の続きです。
本坊を後にして、伽藍エリアへ向かいます。
赤いマル印が伽藍エリアです。
境内
南大門側にある駐車場です。
鎮守橋と右手に見えるのは水掛三尊像
楼門(重要文化財)
扁額
では、楼門から境内に入って参りましょう。
手水舎
食堂(じきどう・重要文化財)
鎌倉時代の創建で、一名天野殿と呼ばれ、後村上天皇が正平9年から14年(1354~59)まで、正庁とされた建物です。
食堂横の紅葉も美しかったです。
さて、金剛寺は現在修復工事中。
平成21年11月から金堂・多宝塔・鐘楼の修復工事が始まり、平成30年3月27日に落慶法要を迎えます。
金堂
まだ工事中でしたが、とても美しかったです。
完成が楽しみです。
金堂の御本尊は、木造大日如来坐像、木造不動明王坐像、木造降三世明王坐像。
現在金堂修理中なのでご不在ですが、来年(平成30年)3月に帰って来られます。
落慶法要は3月27日です。
多宝塔
五佛堂(ごぶつどう)
平安時代の創建で、三宝院とも大日堂とも称されました。
慶長11年(1606)の再建。大阪府指定文化財。
襖の一部が透明になっていて、そこから御本尊を拝する事ができます。
御本尊は五智如来(大日如来・阿閦如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来)
(平安時代)
五佛堂から御影堂・観月亭へと続く渡り廊下
御影堂は平安時代の創建で、重要文化財。
真如親王筆の弘法大師御影を奉安しています。
御影堂と隣接する東側に見える観月亭
後村上天皇はこちらからお月見をされました。
法具蔵(左)と、護摩堂(右)
天野山金剛寺は見どころも多く、五沸堂の横にある薬師堂の裏手に、千年杉と呼ばれる大きな杉があるそうです。
なんでも、ひそかにパワースポットとして人気があるのだとか。
また、天野山金剛寺は、新西国三十三箇所の第七番札所にもなっています。
約30分で巡れる「天野山八十八ヶ所巡り」もあるようです。
今回はリサーチ不足で行けなかったのですが、次回参拝の際は是非、行ってみたいと思います。
その時は、また、こちらの記事を更新したいと思います。
動画
(2021年6月撮影)
【2018.3.30 再訪記録】
天野山金剛寺③ 満開の桜と国宝金堂三尊像【御朱印】
御朱印
河内飛鳥古寺霊場第8番 金剛寺御朱印
【ご詠歌】
晴れわたる 天野の宮の 金剛寺 ふりにしあとも かしこかりけり
アクセス
【所在地】大阪府河内長野市天野町996
【御朱印】あり。
【駐車場】あり。乗用車500円
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