奈良県葛城市にある當麻寺(たいまでら・当麻寺)へ紅葉を見に行ってきました。
當麻寺の境内には高野山真言宗5院、浄土宗8院の塔頭があります。
今回訪れたのは當麻寺の塔頭のひとつである西南院(さいないん)。
西南院は、白鳳12年(683年)當麻寺の裏鬼門の守り寺院として創建されました。
弘仁十四年に弘法大師が西南院に留錫し、曼荼羅堂において『いろは歌』を御想念された時より真言宗となり現在に至ります。
西南院のお庭は美しく、當麻寺の西塔(国宝)・東塔(国宝)が一望です。
それでは、當麻寺西南院へと参りましょう。
境内
まずは、當麻寺境内図で西南院の場所を確認です。
赤マル印の場所が西南院です。
表門
こちらは、西南院庭園の案内図
庭園には「水琴窟」もあるようです。楽しみです♪
表門をくぐると、またまた門がありました
西南院は「関西花の寺第二十一番霊場」になっていて、四季折々のお花を楽しむ事ができます。
千両
紫式部
綿(白色)
小さな門をくぐると、庫裡と本堂がありました。
本堂
ご本尊は十一面観音菩薩(重文・弘仁時代)
両脇には、聖観音菩薩(重文・弘仁時代)・千手観音菩薩(重文・藤原時代)
ご本尊の十一面観音さまは、一言の観音とも言い、万病消滅・富貴自在の仏さまです。
本堂の前にあった「厄割り玉」。
この中に「厄割り玉」を投げ割って、厄を祓うようです。
かわいい「傘おみくじ」は庫裡で♪
本堂横から庭園に行けるようになっています。
狭い通路を抜けると・・・!
西塔を借景とした美しい庭園に感動です♪
水琴窟もありました。
水琴窟の音色に暫し・・うっとりです。
庭園の周りを散歩できるようになっていました。
紅葉には少し早かったようですが、それでも十分に美しいです。
脳天佛さま
樹齢300年を超えるもみじ。
庭を散策していると、またまた水琴窟が♪
水琴窟の断面図を見ると、どのような作りになっているのかがよく解ります。
みはらし台へ行ってみました♪
ここからは、西塔と東塔が一望でした。
動画
御朱印
関西花の寺二十五霊場
アクセス
【所在地】奈良県葛城市當麻1263番地
【TEL】0745-48-2202
【札所等】関西花の寺二十五霊場第21番・仏塔古寺十八尊第8番。
【拝観料】大人300円・小学生100円。
【拝観時間】9時~17時
【交通アクセス】近鉄南大阪線当麻寺駅下車徒歩15分。
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