関西の寺社めぐり

行興寺くさべ不動尊(堺市) 空海が彫刻した不動明王とともに歴史を刻む

行興寺 くさべ不動尊(ぎょうこうじ くさべふどうそん)は大阪府堺市西区草部にある真言宗のお寺です。

山号は阿弥陀山。

創建時期については詳らかではありませんが、行基菩薩によって建立されました。

弘法大師空海がこの地で修行を行い、その後、不動明王を三体を彫られ、一体は滝谷不動へ、一体は淡路島へ渡りその後海外へ、残る一体が現在のご本尊とされている不動明王であると言い伝えられています。

 

それでは、行興寺くさべ不動尊へと参りましょう。

 

 

境内

 

広い境内

最盛期には約一万坪の寺領を拝領し、時の天皇や豪族たちの信仰の対象寺として栄え、宿坊も十二坊くらいあり、多くの修験者達で賑わっていたそうです。

 

 

不動明王が迎えてくれました♪

 

 

本堂

かつては、薬師如来をご本尊として、信仰を集めていたと伝わります。

 

訪れた日は彼岸供養の為、カーテンが閉められていました。

通常なら、中を拝見できたのかな?

 

扁額

 

ユニークなタヌキさん(笑)

 

 

真ん中の鳥居がある祠には、日部大明神が祀られていました。

 

 

夢見観音

 

「西国三拾三所霊地土砂碑」と記された碑がありました。

足元には西国三十三所のお砂があるようです。

 

桜が咲く季節には、桜と観音さまの美しい写真が撮れそう♪

 

 

稲荷社

 

 

参拝動画

 

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府堺市西区草部297-2

【御朱印】なし。

【お手洗い】あり。

【駐車場】あり(境内に駐車可)。

【交通アクセス】JR阪和線「鳳駅」下車、徒歩約25分。

行興寺くさべ不動尊公式サイト

 

 

 

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