星田妙見宮（ほしだみょうけんぐう）は大阪府交野市星田に鎮座されています。
主祭神は天之御中主大神。
平安時代、嵯峨天皇の弘仁年間（810 – 823）に、弘法大師が交野に来た際、獅子窟寺吉祥院の獅子の窟に入り秘法を唱えると、天より七曜の星（北斗七星）が降り、３ヶ所に分かれて落ち、そのうちの一つがこの地と落ちたと伝わります。
そう、星田妙見宮は隕石が落ちて来た地にある神社なのです。
隕石が落ちて来た・・と言えば、大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」をご存知でしょうか？
落ちて来た隕石を神々に例え、星田妙見宮は「君の名は。」のモデルになっている・・っという噂もあります。
それでは、隕石が落ちてきた神社「星田妙見宮」へと参りましょう。
目次
境内
鳥居をくぐって歩く参道沿いには、「星田の降星伝説」や「妙見信仰の伝来」などを解説したパネルがあります。
漫画になっていますので、とても理解しやすいです。
星田妙見宮は別名「小松神社」と呼ばれています。
参道がとっても気持ちいいです。
境内図と七星如意輪観音めぐり
妙見信仰では、人は万物の恵みを司る七星のいずれかに属し、生涯の恵を授かると考えられています。
人それぞれに、本命星・元辰星があり、それぞれの運命を決めるというものです。
境内の七ヶ所に「七星如意輪観音」があり、御真言と共に迎えて下さいます。
ご自身の星を見つけながら歩くのも楽しいですね。
親子杉
とても大きな御神木です。
周辺の空気が凛として、光が差し込み、とても神々しく感じました。
手水舎
手水舎で身を清め、階段を登って行きましょう♪
この階段、拝殿まで200段以上あるそうで、思ったよりしんどかったです('◇')ゞ
途中、七星如意輪観音さまが元気付けて下さいました（笑））
絵馬堂
絵馬堂から、まだ階段は続きます(-_-;)
文曲星如意輪観音さまと烏枢沙摩明王さま
最後の階段を登って到着です♪
織女石（たなばたせき）
拝殿
天之御中主大神を主祭神とし、高皇産霊大神・神皇産霊大神が祀られています。
拝殿横からご神体とされる巨石を見る事ができます。
ご神体は織女石（たなばたせき）と呼ばれています。
とても大きいです！
拝殿前から見える景色
素晴らしい眺めです！
かなり登ってきましたからね～(￣▽￣)
摂末社
摂末社にもご挨拶に行きました。
青龍社
ちょうど拝殿の横を歩くような感じで、摂末社へ向かう参道はあります。
見上げてみれば大きな巨石群！
豊臣稲荷社
龍王社
登龍の滝
帰りは「登龍の滝」へ下りて行きます。
この「登龍の滝」という場所がとんでもなく凄い場所でした！！
隕石落下地点がこの滝壺であったようです！！
ここに隕石がっ。。。
ビックリです！！
ご利益
開運厄除・八方除け・事業繁栄・心願成就など。
妙見様は天の中央を守護し、全ての星々の中心である北極星の神様であることから、「人の星」つまり「人の運命」を司る神様として古来より多くの崇敬を集めてきました。
妙見様の御力をいただくことで、厄を取り除き、善い運命へと導いていただけるとされます。
お守り
お守りは授与所で頂くことができます。
たくさんのお守りがありましたが、私は「北斗七星霊符」を拝受しました。
星の中で最も神聖視されている北極星と北斗七星。
人は皆、この七星のいずれかに属し、この星によって生涯の恵みを授かります。
故に報恩に感謝し、祈願感応すれば除厄招福を得るという秘法の霊符です。
自分の星については表があり、簡単に解るようになっていますが、購入される際は、授与所の方に確認される方が間違いなくて良いと思います。
私も購入時に、授与所の方にお声をかけさせて頂き、確認して購入しました('◇')ゞ
七星あり、一つ1000円です。
御朱印
期間限定御朱印
初穂料500円。
動画
星田妙見宮の境内の様子などを撮影してきました。
アクセス
【所在地】大阪府交野市星田9-60-1
【電話番号】072-891-2003
【駐車場】参拝者無料駐車場あり（約20台）。
【御朱印】あり。オリジナル御朱印帳あり。
【交通アクセス】・JR学研都市線、星田駅徒歩20分。
・京阪電車交野線、私市駅徒歩30分。
周辺スポット
星田妙見宮から徒歩すぐの場所に「伝家康ひそみの藪」があります。
明智光秀が本能寺で織田信長を討った・・っというお話はご存知な方も多いはず！
その時、徳川家康は少人数の家来と堺に来ていました。
信長が討たれたことを知った家康は、身の危険を感じ本国三河へ帰る事に。
で、その途中、身を隠したと伝わるのが「伝家康ひそみの藪」なのだそうです！！
星田妙見宮の近くに歴史に残る有名な舞台があったとは驚きです！
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