日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)は、和歌山県和歌山市にある神社です。
一つの境内の中に日前神宮・國懸神宮という2つの神社があり、総称して日前宮(にちぜんぐう)と呼ばれています。
両社とも式内社で、紀伊国一宮です。
初めて訪れた日前宮は、ご神気を感じる素晴らしい神社で、伊勢神宮の空気が漂っているような感じがしました。
和歌山のパワースポットなのかも!!
それでは、日前神宮・國懸神宮へと参りましょう。
和歌山市内にある日前神宮・國懸神宮、竈山神社、伊太祁曽神社に参詣することを「三社参り」と言います。
境内
御由緒
◆日前神宮
主祭神は日前大神(ひのくまのおおかみ)。
ご神体は日像鏡(ひがたのかがみ)。
【相殿神】
思兼命(おもいかねのみこと)。
石凝姥命(いしこりどめのみこと)。
◆國懸神宮
主祭神は國懸大神(くにかかすのおおかみ)。
ご神体は日矛鏡(ひぼこのかがみ)。
【相殿神】
玉祖命(たまのやのみこと)。
明立天御影命(あけたつあめのみかげのみこと)。
鈿女命(うづめのみこと)。
日本神話において、天孫降臨の際に天照大御神が瓊瓊杵尊に授けたと言われている「三種の神器」はみんながよく知っているお話。
そのひとつである「八咫鏡」。
実は、「八咫鏡」より前に鋳造された天照大御神の御鏡前霊(さきみたま)が日前宮に祀られています。
社伝によりますと、神武東征の後の神武天皇2年、紀国造家(紀氏)の祖神である天道根命(あめのみちねのみこと)が、八咫鏡に先立って鋳造された鏡である日像鏡・日矛鏡を賜り、日像鏡を日前神宮の、日矛鏡を國懸神宮のご神体としたとされています。
すごいですね!!
伊勢神宮に祀られている「八咫鏡」より先に造られた鏡がご神体だなんて!!
ご利益
・日々の生活の活力
・良縁
・結婚
・生活の基本を守る家内安全
手水舎
社務所・おみくじ
御朱印を希望する方は、参拝する前に御朱印帳を社務所にお預けするスタイルです。
おみくじも色々ありました♪
神域
ここから先は神域につき、撮影禁止です。
いざ!お参り~♪
が、ここから先が・・・すごかったです!!
厳かで清らかな空気が流れている神域は、まるで伊勢神宮のようでした。
参拝後にご神体が「八咫鏡」を作る前の鏡であったという事を知り、納得です!
ずっとずっと神域に居てたい・・という気持ちになる神社です。
和歌山のパワースポットのように感じました。
御朱印
アクセス・駐車場
【住所】〒640-8322 和歌山市秋月365
【電話番号】073-471-3730
【駐車場】参拝者無料駐車場あり。100台駐車可。
【アクセス】・和歌山電鉄貴志川線 日前宮駅下車 徒歩1分。
・JR和歌山駅東口バスターミナルより和歌山バス…日前宮駅下車 徒歩1分。
・JR西日本紀勢本線ほか・和歌山電鉄貴志川線 和歌山駅 徒歩20分。
和歌山県で頂いた御朱印まとめ