関西の寺社めぐり

蜂田神社(堺市) 音色で占う千年の歴史と夏を奏でる風鈴まつり【御朱印】

蜂田神社(はちたじんじゃ)は大阪府堺市に鎮座しています。

創建年代については不詳ですが、延喜式神名帳に記されている式内社です。

主祭神は天児屋根命。

この地方に住居していた蜂田連の一族が、その祖先である天児屋根命を主祭神として祀ったとされています。

蜂田連が鈴音の良し悪しでその年の吉凶を占ったという古事から、「鈴の宮」とも呼ばれています。

境内にはたくさんの風鈴が飾られ、心地良い風鈴の音が響いていました。

それでは、蜂田神社へと参りましょう。

 

 

駐車場では風鈴がお出迎え♪

風鈴まつりが行われるようになって今年は9年目を迎えるとか。

風鈴まつりは、7月1日(土)から8月31日(木)まで行われています。

 

 

境内

 

鳥居

境内は、風鈴の大合唱ですw

 

 

扁額

 

 

ご由緒

 

当社の起源は古く、延喜式内社です。

当地を原籍とする蜂田連(はちたのむらじ)の祖天児屋根命(あめのこやねのみこと)を主祭神として祀っています。

当社は、現在より西1丁余りの山麓に鎮座していましたが、永禄11年(1568)の三好衆松永勢の家原城(えばらじょう)攻防が原因で、現在地に遷宮したと伝えられています。

近世では、西林寺(せいりんじ)を併有していましたが、明治の神仏分離令により西林寺は廃寺となりました。

なお、明治政府の神仏合祀策によって、明治43年(1910)、付近の村社6社と無格社2社を合祀しました。

当社が通称「鈴の宮」と呼ばれるのは、蜂田連が土焼きの鈴12個を作り、毎年春の初めに神前に供え、鈴音の良し悪しでその年の吉凶を占ったという古事によるのもです。

近年は、境内の土を使って12種の占い鈴を作り、節分の日に、古式どおりの鈴占いを行うほか、開運厄除の御守鈴を作り参拝者の求めにより授与しています。

 

 

手水舎

 

紫陽花が素敵♪

 

 

拝殿

 

主祭神は天児屋根命。

菅原道真公・金山比古命・伊弉冉尊が合わせ祀られています。

明治の頃、付近の村社6社と無格社2社を合祀した際の神様と思われます。

 

 

 

参拝に訪れたのは七夕の日。
拝殿前には、笹が設置され、願い事を書いたたくさんの短冊が飾られていました。

 

私も短冊に願いを込めて~♪

願い事は・・・(笑)))

 

 

境内にはベンチがあり、とってもいい感じです。

 

 

三ツ峰稲荷社

 

 

鈴塚

神事に使用した土鈴を此の塚に埋蔵してきましたが、現在は蜂田神社で授与された土鈴等で破損した物を十二月八日修祓し埋葬しています。

 

 

遥拝所かな?

 

 

境内は樹木が多く、街中に突如と現れた森のようです。

 

 

風が心地よくて「気持ちいいな~」っと思っていたら、鳩がやってきました(笑)

 

次いで、、スズメさんも(笑笑))

 

 

大きな「くすの木」は、堺市指定保存樹木

 

 

境内は風鈴の音が響き渡り、夏の薫りが漂っていました。

 

 

動画

 

 

 

御朱印

 

90年の歴史がある朱印。

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府堺市中区八田寺町524番地

【交通アクセス】泉北高速鉄道 深井駅から南海バス「津久野駅前行き」に乗り「鈴の宮団地東口」下車、徒歩約5分。

【駐車場】あり(鳥居前にあり、6~7台程可)。

 

 

 

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