船宿寺(せんしゅくじ)は、奈良県御所市五百家にある高野山真言宗のお寺です。
今から1200有余年前の神亀年間、行基菩薩がこの地に来られ、船形の広大な盤石の上に庵を結び、薬師如来をおまつりしたのが始まりとされています。
関西花の寺二十五ヶ所霊場の札所で、境内には四季折々の花が咲き誇り、訪れた人々の心を癒してくれます。
それでは、船宿寺へと参りましょう。
参道
参道手前にある駐車場に車をとめて、山門へと向かいます。
参道には、「葛城古道名所史跡案内図」の看板がありました。
文字が薄くなっていて、見えづらい状況ですが(;'∀')、近くにはたくさんの名所があるのが解ります。
参道を歩くこと5分弱でしょうか。船宿寺に到着です。
「季節には様々な花が咲きます」・・って書いてあります。
え~っと・・・今は9月で・・・。
あららっ(;'∀')
もしかしたら、何も咲いてないかもしれません(汗))))
境内
山門
船宿寺からは金剛山、葛城山が一望です。
とっても素晴らしい景色に大感動~♪
ここでサクッと、船宿寺案内図をご紹介
つつじがとっても美しいようです。
少し高台に建っているのが本堂です。
ワクワクしてきました(笑))
弁天池かな?
池の前で、きれいなお花が咲いていました♪
なんて名前のお花かな?
百日紅も咲いてました♪
お花さん、咲いててくれてありがとう~♡笑
池には亀も♪
本堂へと向かいます。
本堂
ご本尊は薬師如来坐像。
寺につたわる古い記録では、葛木の地にこられた行基菩薩の夢の中に老人が現れて『これより東の方へ行くと、山の中に船形の大きな岩があるから、その岩の上に薬師如来をおまつりするように』と告げられました。
夢からさめた行基菩薩は、東の山の中に岩をみつけ、そこに御仏をおまつりし、船宿寺と名づけました。
現在その岩場には、岩舟権現がまつられています。
御所市観光ガイドより
鐘楼
大城冠(甦りの椿)
昔、この椿の親木は加藤清正が名古屋城に植えたものでした。しかし1945年の大空襲で城と共に焼かれ枯れてしまいました。不思議なことに焼けた株から芽を出し、大切に育てられた甦り(生きかえり)の椿です。
おかげ石
ここに祀られている自然石は、昔から近所の人々がさまざまな願いをかけ、おかげをいただいた「おかげ石」です。社を新たにして、今も大切にされています。
本堂横を少し歩くと、観世音菩薩、岩船明神、新四国八十八番、不動明王がいらっしゃいます。
ここから先、まさかの写真撮り忘れです(;'∀')
動画には映っていますので、よかったらご覧下さい。
寺務所
寺務所で御朱印を頂きました。
とっても親切なご住職さまで、季節折々の美しいお花の写真など、たくさん見せて頂きました。
見せて頂いた写真の中でも、オオデマリのダイナミックさと美しさに心奪われました(笑)
4月~5月頃に再訪できたらいいな♪
帰りは、遊歩道(葛城古道)を歩いて駐車場へ。
この遊歩道は、和歌山の紀の津から葛城につながる五世紀につくられた道です。
昔の人達もこの景色を見ていたんですね。
動画
参道を歩きながら空を撮影していると、龍神さまが現れました。
御朱印
関西花の寺二十五ヶ所霊場 御朱印
アクセス
【所在地】奈良県御所市五百家484
【電話】0745-66-0036
【札所等】関西花の寺二十五ヶ所霊場二十二番札所
【拝観料】大人・大学生400円、中高生350円。
【駐車場】参拝者無料駐車場あり(4~6月は有料。観光協会駐車場)
【交通アクセス】近鉄南大阪線御所駅からバス20分、船路下車徒歩10分。
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