飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ/あすかにますじんじゃ)は、奈良県高市郡明日香村に鎮座されています。
創建は古く日本書記にも記されている式内社で、元伊勢の伝承地とされています。
子宝・安産・縁結びの御神徳が高いとされていて、境内にはたくさんの陰陽石も。
毎年2月に行われる「おんだ祭」は、奇祭として知られています。
それでは、飛鳥坐神社へと参りましょう。
境内
ご由緒
【御祭神】
事代主神
高皇産靈神
飛鳥神奈備三日女神(賀夜奈流美乃御魂)
大物主神
日本書紀において、大国主神の第一子である当社御祭神の八重事代主神は、国譲りの際、一番に信頼のおける神様として大国主神より相談を受けられました。その結果、国譲りがなされ、その後、八十万の神々を率いて、天の高市〔あめのたけち〕(現在の飛鳥)に鎮まったことが記されています。
統率される神様、いわゆる首渠神〔ひとごのかみ〕として鎮座されています。
飛鳥井
では、鳥居をくぐって参りましょう♪
祓戸神社
御祭神…瀬織津比賣神・速開都比賣神・氣吹戸主神・速佐須良比賣神
(罪・穢れを祓って下さる神様です。)
石段を登り切った場所にある力石
男性は左手、女性は右手で持ち上げることができると幸福が訪れるとされている力石。
説明書きの文字がよく読めなかったのでチャレンジし損ねました(笑)
八十萬神社
拝殿
御本殿は、もとは1917年(大正6年)に再建された丹生川上神社上社の本殿で、2001年(平成13年)に現在地に移築されました。
神楽殿
奇祭と言われている「おんだ祭」の奉納神事は、この神楽殿で行われるようです。
「おんだ祭」の写真が境内にありましたが、まぁ!すごい人・・人・・人!!
みなさん笑顔でとても楽しそうです。
拝殿でご挨拶をして、もう、ここで終わりなのかなぁ~っと思いながら歩いて行くと、とても神秘的は境内社ゾーンがありました。
ここは、明らかに空気感が違います。
たくさんの神々さま
中の社 八阪神社・金比羅神社
御祭神…須佐之男神・大物主神
奥の社 皇太神社・奥の大石
御祭神…天照 皇大神・御皇産霊神
ここで手を合わせていると、心地よい風が吹いてきて、だんだん強風に・・!!
そして、頭上からポタポタと何かが落ちてくるではないですか!
ちょっと不思議な体験をしたお社でした。
境内社が鎮座される参道がもう素敵すぎます♪
飛鳥山口神社(式内社)
御祭神…大山都見乃神・久久乃知乃神・猿田彦乃神
むすひの神石
こ・・こ・・これは・・陰陽石ですね!
猿石発見!
以前に吉備姫王墓で見た猿石に似ています。
まさか飛鳥坐神社で猿石と遭遇するとは!!
動画
御朱印
アクセス
【所在地】奈良県高市郡明日香村飛鳥708
【駐車場】参拝者無料駐車場あり。
【御朱印・お守り】駐車場の横にある社務所で頂けます。
【交通アクセス】近鉄橿原神宮前駅東口から周遊バスで「飛鳥大仏」下車、徒歩約3分。
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