白鳥神社(しらとりじんじゃ)は、大阪府羽曳野市に鎮座されています。
御祭神は、江戸時代には白鳥大明神、午頭天王、婆利妻女(はりさいにょ)の三神が祀られていましたが、現在は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)・素戔鳴命(スサノオノミコト)・稲田姫命(クシナダヒメノミコト)が祀られています。
伊勢国の能褒野(のぼの)で亡くなった日本武尊は、白鳥に姿を変えて飛び立ち、大和の琴弾原(ことひきのはら)を経て、河内の旧市邑(ふるいちのむら)に舞い降り、陵(墓)が築かれました。
白鳥神社は日本武尊が舞い降りた、かつての河内の旧市邑(ふるいちのむら)に鎮座されています。
ヤマトタケルノミコトが白鳥へと姿を変え、飛び立った物語「白鳥伝説」。
それでは、白鳥伝説が残る白鳥神社へと参りましょう。
境内
一の鳥居
参道にある小学校前の御神木
二の鳥居
石段を上がって行きますと、拝殿が見えてきます。
境内はきれいに掃き清められ、とても気持ちの良い神社です。
手水舎
拝殿
拝殿の中に入りますと、空気がガラリ・・っと変わるのを感じます。
ご神気溢れる素晴らしい空間です。
「伊岐宮」の扁額
白鳥神社の社伝によると、古は軽里の西方の伊岐谷(いきだに)にある白鳥陵の傍らに鎮座し、「伊岐宮(いきのみや)」と呼ばれていました。
寛永年間(1624~43)末期、軽墓(軽里)の伊岐谷にあった伊岐宮を、古市村の産土神として現在の地に移築したとあります。
拝殿内の額
額には「楠勢 渡辺橋畔に敵の傷病兵を救ふ」と書いてあります。
楠木正行が住吉、天王寺の戦いの際、退却する敵兵を救った「渡辺橋の美談」の奉納額のようです。
白長大明神
白玉大明神
白龍大神
お守り
日本武尊は勝利の神様!
白鳥神社では、特別祈祷を行ったお守りを授与して頂くことができます。
詳しくは電話、FAXでお問合せ下さい。
動画
(2021年3月撮影)
(2023年6月撮影)
アクセス
白鳥神社は近鉄南大阪線古市駅より徒歩1~2分位の所にあります。
駅方面からの参拝は、こちらから入って行くのが近いです。
【所在地】大阪府羽曳野市古市1丁目1-18
【TEL】072-956-9758
【FAX】072-958-0517
【御朱印】未確認。(境内は無人)
【駐車場】未確認。近隣にコインパーキングがあります。
【交通アクセス】近鉄南大阪線古市駅より徒歩すぐ。
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