関西の寺社めぐり

葛木倭文座天羽雷命神社(葛城市) 二上山登山口に鎮座する機織りの神さま【御朱印】

葛木倭文座天羽雷命神社(かつらきしとりにいますあめのはいかづちのみことじんじゃ)は、奈良県葛城市の二上山山麓に鎮座しています。

創建時期は不明ですが、延喜式神名帳に記されている式内大社で、倭文神社(しずりじんじゃ)とも呼ばれています。

主祭神は、天羽雷命(あまはいかづちのみこと)。

右殿に摂社・掃守神社(天忍人命)、左殿に摂社・二上神社(大国魂命)を配祀しています。

神社横の道は、二上山への登山口になっています。

それでは、葛木倭文座天羽雷命神社へと参りましょう。

 

 

境内

 

二上山登山口を目指してテクテク♪

 

葛木倭文座天羽雷命神社は、二上山登山口に鎮座していました。

いつか二上山にも登ってみたいな♪

 

 

 

手水舎

 

 

こちらの神社には三社祀られています。

・葛木二上神社

・葛木倭文座天羽雷命神社(倭文神社ともいう)

・加守(掃守)神社

 

 

葛木二上神社

御祭神は豊布都霊神(建御雷神)、大国御魂神。
文武の神、縁結びの神さま。

二上山山頂にある葛木二上神社の遥拝所なのではないかと思われます。

豊布都霊神が石上神宮に、大国魂神が大和神社に勧請されたという伝承があります。

 

 

 
 

葛木倭文座天羽雷命神社(倭文神社ともいう)

御祭神は倭文の祖 天羽雷命。

天羽雷神は、古書によると天照大神の荒衣和衣の御衣を織り、天孫降臨の時、御衣織として共に降臨、機織の術を授けられた神さま。

 

 

加守(掃守)神社

御祭神は掃守の祖 天忍人命(産育の祖)。

彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(神武天皇の父)誕生のときに、その胎便(「蟹」と呼ばれる)を掃除したという神さまで、その子孫は蟹守(かもり)氏(掃部、加守、狩森などとも)と称し、全国に散在しています。

神社附近の「加守」という地名も蟹守に由来するもので、江戸時代まで「加守明神」と呼ばれていました。

 

 

 

境内は静かでとても良い感じです。

 

 

歴史を感じるお百度石

 

 

二宮金次郎さんもいらっしゃいました(笑))

 

 

拝殿

 

 

扁額

 

 

拝殿前

 

 

絵馬にはカニが♪

 

 

神社入り口に、石碑が2基建っています。

「産婆大西氏の碑」と「産婆梅塚氏の碑」。
掃守神社の祭神がお産の守り神であることから、産婆さんたちからも厚く信仰されていることが解ります。

 

 

御朱印

 

 

 

動画

 

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県葛城市加守1045
【交通アクセス】近鉄南大阪線 二上神社口駅から西へ徒歩10分。
【駐車場】神社手前のバス停付近に大きな駐車場がありましたが、駐車可であるかは未確認。「道の駅ふたかみパーク當麻」より徒歩15分位です。

 

 

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