葛木神社は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山、金剛山(標高1125m)に鎮座されています。
金剛山の読み方としては、こんごうさん、こんごうざん。
葛木神社の読み方は、かつらぎじんじゃ。
金剛山はかつて、高間山・高天山(たかまやま)や葛城嶺(かづらきのみね)と言われていました。
金剛山へはロープウェイを利用して行ってきました。
では、金剛山の景色と共に参りましょう。
金剛山ロープウェイ
千早赤阪村は、楠木正成生誕の地です。
金剛山頂駅へ6分で到着です。
ここから葛木神社を目指します。
「出迎え不動さん」が山道で出迎えて下さいました。
こちらの「出迎え不動王」様は、葛城二十八宿修行の証として修する奉告護摩の御本尊様として、また当山に登拝される方々を出迎えて、道中安全を祈願する為に鎮座されています。
法華経一字一石塔
一の鳥居
木漏れ日がとても気持ちのいい道です。
樹齢約五百年の仁王杉
ロープウェイ山頂駅からゆっくり歩いて約30分程で葛木神社に到着です。
葛木神社境内
主祭神:葛木一言主大神
副祭神:大楠公(楠木正成)、後醍醐天皇その他
拝殿
御由緒によりますと、神社の創始は約二千年前の崇神天皇の御代で事代主を奉祀していました。
その後、雄略天皇が狩りで葛城山に登山された時に一言主大神が出現。
「善きことも一言、悪しき事も一言、只一言のたまえばかなう神一言主である」と一言主大神が宣言され、葛木一言主大神を奉祀されました。
又、日本で初めて手をうって物を受け渡しされた故事により、拍手の元祖、一言恵比須とも言われ、商売繁盛の福の神とも称せられます。
末社十三社
一番右手前が祓戸社。
大正時代、昭和初期の末社はこのような感じだったようです。
葛木神社裏の禁足地が金剛山の山頂(1125m)になります。
葛木神社 御朱印
事前に調べていた御朱印情報として、神社で頂いたという方や、山頂広場の売店で頂いたという方・・と、様々な情報があったのですが、私が行った日は神社の授与所も閉まっていて、売店も休業日。
売店の隣にある登拝回数捺印所のおじさんに聞いた所、書置きならあるよ・・という事で、書置きを頂きました。
葛木神社 御朱印
【再訪 2018.8.6】
葛木神社境内の授与所は閉まっていましたが、山頂売店横の授与所が開いていましたので御朱印を頂いてきました。
山頂売店横にある御朱印授与所
葛木神社御朱印
香楠荘
金剛山頂駅近くの香楠荘にてランチタイム。
アクセス
【所在地】奈良県御所市高天476
【御朱印】あり
※金剛山ロープウェイは、2019年03月15日から【当面運行停止】となっています。