醍醐寺は開山以来、天皇、貴族、武家、民衆など、多くの人々の祈りにより守られてきました。
その歴史の中で育まれた仏像、絵画、工芸品など、約10万点以上の寺宝を伝承しています。
霊宝館は、これらの貴重な寺宝の保存と公開を兼ねた施設として、昭和10年(1935)に開館しました。
では、霊宝館へとご案内しましょう。
訪れた日は、丁度、春季特別展が催されていました。
すごいですね~!
国宝、重文ばかりです。
弘法大師自ら書かれたものもあるようです。
霊宝館エリアには、本館、平成館、仏像館があります。
平成13年(2001)には、上醍醐薬師堂の薬師三尊像(国宝)が、平成26年(2014)には同じく上醍醐五大堂の五大明王像(重文)が、平成館に安置されました。
薬師堂に祀られていた薬師如来坐像(国宝)は、病や痛みと同じ場所へ金箔を貼り祈れば平癒することから、「箔薬師」ともいわれ、多くの信仰を集めています。
素晴らしい国宝や重文などは撮影できないので、ブログでご紹介できないのが残念ですが、東京と福岡で「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」が開催され、醍醐寺の国宝や重文に指定されている仏像や仏画、貴重な資料など、真言密教の至宝が紹介されるようです。
チラシを頂いてきましたので、ここでご紹介しておきたいと思います。
詳細は、展覧会公式ホームページをご覧くださいね。
霊宝館の中にある枝垂れ桜はとても美しかったです。
閉門5時なので、かなり慌ただしかったのですが(-_-;)
とても素晴らしい寺宝の数々でした。
特に仏像に関しては、もう少しゆっくりじっくり見たかったなぁ。
次回は、時間に余裕を持って訪れたい。
醍醐寺① 京都で人気のお花見スポット
醍醐寺② 堂宇が立ち並ぶ下醍醐の伽藍
【所在地】京都府京都市伏見区醍醐醍醐東大路町22
【御朱印】あり
【駐車場】あり
【札所】真言宗十八本山第十二番・近畿三十六不動尊第二十三番(上醍醐)・西国三十三所第十一番(上醍醐)・西国薬師四十九霊場第三十九番・役行者霊跡札所。
【拝観料(三宝院・霊宝館・伽藍)】通常期は大人800円、中高生600円、小学生以下無料。春・秋期間は大人1500円、中高生1000円、小学生以下無料。
拝観料詳細
【アクセス】京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」下車 徒歩約10分
●三宝院特別拝観
2018年3月24日(土)~5月6日(日)
【時間】 午前9時~午後4時(受付終了は午後3時30分)
【拝観料】 500円(通常の3か所拝観料は別途必要)
醍醐寺公式サイト