関西の寺社めぐり

大祁於賀美神社(羽曳野市) 水の神様を祀る式内社

大祁於賀美神社は大阪府羽曳野市にある神社です。

式内社で、旧社格は村社。

「大祁於賀美神社」って読みにくいですよね(-_-;)

「おおおかみじんじゃ」と読みます。

大黒寺へ行った時に見つけたので行ってみました。

 

式内社ですので、1000年以上も歴史のある古社ですね。

どんな神社なのかワクワクします♪

それでは、大祁於賀美神社へと参りましょう。

大黒寺から徒歩4~5分位でしょうか。

住宅地の中の路地を入った所に大祁於賀美神社はありました。

 
 

歴史

 
平安初期の延喜式神名帳に「河内国石川郡 大祁於賀美神社」と記載される式内社ですが、国史には現れず、江戸時代以前の歴史は不詳で、江戸時代までは山王権現と称されていました。

明治40年11月18日、近隣の村社・八幡神社(現 壺井八幡宮)に合祀されることになります。

 

旧社地は大黒寺の東方丘陵上にありましたが、合祀後に民間に売却され、土砂の採取場となったため、丘はほとんど消失しているようです。

昭和30年12月1日、天童山大黒寺の所有地を借用して再建され現在に至ります。

 
 

境内

 

 

連なる鳥居がちょっと面白い。

 

少し急こう配な石段を登ると境内です。

 

 

ご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)

 

 

高龗神は、伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が軻遇突智神(かぐつちのかみ)を斬ったとき生まれたとされる水の神さま。

近くに石川が流れており、弥生時代の水田耕作に必要な水神を祀ったのではないかと考えられています。

 

本殿

 

歴史を感じる灯篭

 

お百度石

 

境内はこじんまりとしていますが、気持ちの良い風が通り抜ける清々しい神社でした。
高台にあるので、見晴らしもいいです♪

 
 

動画

 
境内の様子を撮影しました。

(2020.10)

 

 

アクセス

 
【所在地】大阪府羽曳野市大黒496
【最寄り駅】近鉄南大阪線 駒ヶ谷駅より380m
※境内無人

 

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