関西の寺社めぐり

室生龍穴神社(奈良県) 龍神さまに会えそうな凄いパワースポット!【御朱印】

室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)は、奈良県宇陀市に鎮座されています。

延喜式(967)内の古社で、主祭神は雨ごいの神として知られている高龗神(たかおかみのかみ)。

この神社は室生寺よりも古く、室生寺は龍穴神社の神宮寺ともいわれ、龍王寺と呼ばれていました。

 

 

初めて訪れた室生龍穴神社は、ご神気溢れる素晴らしい神社でした。

それでは、室生龍穴神社へと参りましょう。

 

 

 

境内

 

室生龍穴神社に到着すると、まず目に入ってくるのが杉の巨木。

すごい存在感で、もうここからパワースポット感が凄いです!!

 

鳥居をくぐり中へ入ると、「わぁ~!すごい!!」っという言葉しか出てきません(笑))

境内の写真を撮っていると、お兄さんが話しかけてきました。

とっても楽しいお兄さんで、面白い写真の撮り方や境内のことを丁寧に面白く教えて下さいました。

ちなみにYouTube動画のアイキャッチ写真は、お兄さんから教えて頂いた「狛犬の口から光が出ている」写真です。

面白いですね(笑)

今思うと不思議なお兄さんで、「あれっ? もしかしたら神様だった?」なんて思ったりしています(笑))

 

 

 

手水舎

 

手水舎の龍にはかわいい金色の髪飾り♪

これも不思議なお兄さんに教えていただいたのですが、「ここは善女龍王(ぜんにょりゅうおう)だからね」・・って。

拝殿には「善女龍王社」と書かれた扁額が掲げられているのですが、この時点で私はまだ気づいていないです(汗)

「善女龍王」だから、金色の髪飾りが付いているなんて素敵♪

 

 

連理の杉

古くから「連理の杉」あるいは「夫婦杉」と言われており、その形状から夫婦和合・家庭円満ひいては家運隆昌の神が鎮まるところとして衆庶の信仰を集めて今日に到っています。

 

 

なんて神秘的な境内なのでしょう♪

 

 

拝殿

 

 

扁額には「善女龍王社」の文字

善女龍王は、弘法大師(空海)が唐・長安の青龍寺から勧請し、恵みの雨をもたらせた神様。

 

 

後方に本殿がありました。

こちらの本殿がとってもいいのです。

ずっとここに立っていたい・・という気持ちになります。

 

 

由緒

本殿には、主祭神の高龗神(たかおかみのかみ)、相殿神には天児屋根命(あめのこやねのみこと)・大山祗命(おおやまつみのみこと)・水波能賣命(みずはのめのみこと)・須佐之男命(すさのおのみこと)・埴山姫命(はにやまひめのみこと)が祀られています。

 

 

室生龍穴神社案内図

室生龍穴神社には奥宮があります。

そこには龍穴と呼ばれる洞穴があり、今でも雨ごいの行事が行われているようです。

 

 

帰りにトカゲさんがお見送りしてくれました♪

室生龍穴神社はとっても居心地が良く、気が付けば1時間以上も滞在していました。

 

 

室生龍穴神社から少し離れた場所に鎮座されている韋駄天さま

 

 

韋駄天さまから少し歩くと、龍穴神社の而二不二(ににふに)の神木があります。

高さはおよそ25メートル、樹齢はおよそ1000年とか。

しっかりとお伝えしきれていない写真なのですが、上は2つに分かれて夫婦杉のような感じになっています。

而二不二(ににふに)ってどんな意味があるのだろうと思い、調べてみました。

「而二不二」とは、「而二」と「不二」の二つの言葉がくっついたもので、二つであって二つでない という意味なのだそうです。

なんだかとっても矛盾している言葉です。

「而二(にに)」とは、一つのものを二つの面から見ることで、「不二(ふに)」とは、二つの面があっても、その本質は「一つ」である、ということ。

とても存在感のある素晴らしい龍穴神社の御神木です。

 

 

動画

 

 

 

御朱印

 

室生寺の納経所で頂きました。

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県宇陀市室生区室生1297
【駐車場】なし。少し広くなった道路沿いに縦列駐車できます。
【交通アクセス】室生口大野駅から室生龍穴神社行に乗車、下車すぐ。

 

 
 

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