久延彦神社(くえひこじんじゃ)は大神神社の末社です。
御祭神である久延毘古命(くえびこのみこと)は、「古事記」に、どこへも足を運ばなくても世の中の事を全て知っている神様で、知恵がたいそう優れておられると記されています。
それゆえに知恵・学問の神様として信仰を集め、学力向上・各種試験の合格をお守りくださり、今日では就職成就はもとより、仕事面においても知識・智力の向上・発展に大きな御力を授けてくださります。
境内
ある時、大国主命が御大(みほ)の岬にいると、沖からガガイモの割れた実に乗った小人のような奇妙な神様が近づいてきました。
名前を尋ねましたが答えないので困っていると、ヒキガエルが現れて「案山子の久延毘古ならば、きっと知っていましょう」と教えてくれました。
さっそく久延毘古命に聞くと「この神は神産巣日神(かみむすひのかみ)の御子で少名毘古那神(すくなびこなのかみ)です。」と答えました。
「古事記」の、この場面で登場した博識の神様が久延毘古命です。
境内にある展望台からの眺め
動画
(2020年12月撮影)
御朱印
アクセス
【所在地】奈良県桜井市三輪
【御朱印】あり
【駐車場】あり(大神神社駐車場)
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