関西の寺社めぐり

雄神神社(奈良市都祁白石町) 大神神社の奥の院と称される白蛇が住まう禁足地

雄神神社(おがじんじゃ)は、奈良県奈良市都祁白石町に鎮座しています。

御祭神は出雲健男命(いずもたけおのみこと)。

雄神神社は本殿がなく、こんもりとした2つの山の雄雅山(右)と雌雅山(左)からなる野野上岳(ののがみだけ)を御神体としています。

野野上岳の山頂には白蛇が住んでいると伝えら、現在も禁足地となっています。

また、奈良県桜井市に鎮座する大神神社の奥の院とも言われています。

それでは、雄神神社へと参りましょう。

 

 

境内

 

一の鳥居

訪れたのは六月。
ツツジが綺麗に咲いていました♪

 

 

扁額

 

 

一の鳥居から國津神社方面を望む

 

 

境内の様子

 

 

お百度石

 

 

手水舎

 

 

 

二の鳥居

二の鳥居をくぐると、空気が変わりました!

凛とした空気といいますか、とても清々しい感じがします。

 

 

三の鳥居をくぐると、拝殿が現れました。

 

 

拝殿には「金銀銅鐵」の奉納額

「金銀銅鐵」の文字部分は古銭で作られていました。

「金銀銅鐵」の意味するものとは?

御祭神の出雲健男命と関係があるのでしょうか?

 

出雲といえばタタラ製鉄の技術を持つ国で、荒神谷遺跡からは銅剣358本・銅鐸6個・銅矛16本が出土しています。

境内には神社に関する説明書きなどがなく詳しい事はわかりませんでしたが、もしかしたら出雲族の人達がこの場所で金・銀・銅・鐵を作っていたのではないか?

・・っと、色々と妄想してしまいます(笑))

 

そんな妄想していると・・!

あっ!

大神神社に祀られているのは出雲の神様である大物主命だったよね!

ん?

なんか繋がった?

大神神社も同じく本殿はなく三輪山が御神体、そして、三輪の大物主大神の化身の白蛇が棲まうご神木もあります。

大神神社の奥の院と言われている理由が繋がりました!

やはり、大和の国の出雲がここにもあったのかも♪

 

 

 

雄神神社の拝殿奥には鳥居が建っていました。

鳥居の前には一対の狛犬。
そして、鳥居下に大きな岩があり、その上には数個の丸石が置かれていました。

 

 

社務所

 

 

休んば(やすんば)

 

雄神神社から國津神社へ、神さまが向かう時の休息場とされている叢林が4ケ所あります。(黄色い矢印)

 

こちらは國津神社側から見た叢林

 

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県奈良市都祁白石町

【お手洗い】なし

【交通アクセス】奈良交通バス停南白石から徒歩約15分

【駐車場】あり

 

駐車場からの景色

 

 

 

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