御厨子神社(みずしじんじゃ)は、奈良県橿原市東池尻町に鎮座しています。
この辺りは、大和朝廷時代の政治的要地である磐余(いわれ)の地にあたり、境内がある場所は第22代清寧天皇の磐余甕栗宮跡(いわれみかくりのみやあと)の伝承地とされています。
御祭神は根析神(ねさくのかみ)、安産霊神(やすむすびのかみ)、誉田別命(ほんだわけのみこと)。
境内には「月輪石」と呼ばれる巨石があります。
鬼滅の刃の聖地と言われている「天乃石立神社」に「一刀石」がありますが、こちらの「月輪石」も「一刀石」と似ていてビックリ!!
それでは、巨石が待つ御厨子神社へと参りましょう。
みずし観音と隣接した1本の参道。
参道途中で、みずし観音本堂裏と繋がっているようです。
参道を歩いて御厨子神社へとテクテク♪
ちょっと寂しい感じもありますが、神秘的な雰囲気が漂います。
鳥居が見えてきました。
木漏れ日がさして、とても気持ちよく感じる境内です。
これは手水石かな?
拝殿
【御祭神】
根析神(ねさくのかみ):根を裂く威力のある神で、生気を授ける神。
安産霊神(やすむすびのかみ):安産の神。
誉田別命(ほんだわけのみこと):八幡大神。
この地は、清寧天皇「磐余甕栗宮」の跡で、社名の古くは、磐余池の尻辺に位置するので、「水尻(みずしり)神社」といい、祭神は根析神(ねさくのかみ)、安産霊神(やすむすびのかみ)二柱であったが、應仁(室町時代)より御厨子観音(御厨子山妙法寺)が移建され鎮守八幡宮が合祀されてから「御厨子神社」と改称された。
本殿
境内に切り抜きが貼ってありました。
新聞に掲載されたようです♪
拝殿でご挨拶をして、境内をキョロキョロ♪
遠くに「月輪石」を発見しました!!
見つけた時は、「うわぁぁ~~~っ!」と声を上げ、あまりの大きさにビックリしてしまいました。
これは、やはり、巨石と言ってもいいかも!!
この石の神様は石析神(いわさくのかみ)。
根析神と同じく生気を授ける神様です。
神様の依代としての磐座とも考えられていて、古代信仰の名残を感じますね。
竹林からタケノコがにょきっ♪笑
アクセス
【所在地】奈良県橿原市東池尻町447
【駐車場】無料駐車場あり。
【交通アクセス】JR桜井線香久山駅下車南へ1㎞、または、近鉄大阪線大福駅下車南へ1.3㎞。
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