耳成山口神社(みみなしやまぐちじんじゃ)は、奈良県橿原市にある耳成山に鎮座しています。
耳成山は、香具山・畝傍山とともに大和三山に数えられていて、万葉集にも歌われています。
ご祭神は、高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)、大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)。
大和国の山口社六社(飛鳥・石村・畝火・忍坂・長谷・耳成)のうちの1社で、皇室の舎殿用材を切り出す山の神として祀られていました。
明治時代以前は、天神社と呼ばれ、雨乞いの神事が行われたと記録が残っています。
耳成山口神社があるのは、耳成山の麓ではなく、山の八合目あたり。
耳成山を登ってお詣りに行ってきました。
それでは、耳成山口神社へと参りましょう。
耳成山公園
耳成山公園駐車場に車をとめて耳成山公園へテクテク♪
大和三山の耳成山が正面に見えます。
円錐状のとても美しい山です。
駐車場から2~3分で耳成山公園に到着♪
公園池の前には作者不明の句碑
耳成山公園の前が登山道になっていました。
名勝大和三山 耳成山の説明版
奈良盆地の南部に位置する、香具山(152.4m)、畝傍山(199.2m)、耳成山(139.7m)の三つの小高い山を総称し、大和三山と呼びます。
香具山は桜井市の多武峰から北西に延びた尾根が浸食により切り離され小丘陵として残存したもので、畝傍山と耳成山は盆地から聳えるいわゆる死火山です。
三つの山は古来、有力氏族の祖神など、この地方に住み着いた神々が鎮まる地として神聖視され、その山中や麓に天香山神社、畝傍山口坐神社、耳成山口神社などが祀られてきました。
また、皇宮造営の好適地ともされ、特に藤原宮の造営に当たっては、東・西・北の三方にそれぞれ香具山・畝傍山・耳成山が位置する立地が、宮都を営むうえでの重要な条件にされたと考えられています。
(一部抜粋)
ではでは、耳成山口神社の鳥居をくぐって、神社を目指します♪
神額に「耳無山 山口神社」の文字
参道をテクテク♪
ズラリと並んだ灯籠が励ましてくれます(笑))
参道を登ること10分程で、耳成山口神社に到着です!
とても神秘的な空間が広がっていました。
やさしい境内の丸太椅子♪
「ようこそ耳成山口神社へ 丸太椅子で一服してください」とメッセージが。
うれしいですね♪
手水舎
とても静かで鳥の声だけが聞こえてきます。
拝殿へ♪
ご神気溢れるすごい空気感デス!
拝殿内には、1854年(安政元年)に奉納された和算の問題と解法が書かれた算額(左)。
幣殿
ご祭神は、高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)、大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)。
明治時代以前は天神社と呼ばれ、雨乞いの神事が行われたと記録が残っています。
稲荷神社
金毘羅神社
白龍大神
動画
耳成山口神社の風景を撮影してきました。
アクセス
【所在地】奈良県橿原市木原町
【アクセス】耳成山まで近鉄大阪線耳成駅下車、徒歩約12分。
【駐車場】あり。耳成山公園駐車場利用可。
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