孝霊神社(こうれいじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町黒田に鎮座しています。
別名、廬戸神社(いおとじんじゃ)とも呼ばれています。
御祭神は、孝霊天皇、倭迹迹日百襲媛命、彦五十狭芹彦命、稚武彦命、他三神。
記紀には孝霊天皇の宮として⿊⽥廬⼾宮(くろだいおとのみや)が記されており、この宮跡に建てられたのが法楽寺といわれています。
孝霊神社はかつて法楽寺の鎮守社でしたが、明治時代の神仏分離令により、現在の場所に移されました。
法楽寺へ訪れた後、歩いて孝霊神社へと向かいました。
それでは、孝霊神社へと参りましょう。
法楽寺から太子道を歩いて孝霊神社へとやって来ました♪
神社前の街道は、聖徳太⼦が⾶⿃から法隆寺へ通った「太⼦道」(法隆寺街道)であると伝えられています。
聖徳太子の通勤道だったのですね。
境内
御由緒
御祭神は、孝霊天皇、倭迹迹日百襲媛命、彦五十狭芹彦命、稚武彦命、他三神。
倭迹迹日百襲媛命(やまとととひももそひめのみこと)は、邪馬台国の女王「卑弥呼」ではないかという説があり、彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこのみこと)は吉備津彦命(きびつひこのみこと)とも言い、桃太郎のモデルとされています。
倭迹迹日百襲媛命と吉備津彦命は孝霊天皇の皇子ということは、、、!
卑弥呼と桃太郎が姉弟となるとは、なんとも面白い(笑)))
鳥居をくぐって♪
扁額には廬戸神社の文字
境内は綺麗に掃き清められ、とても気持ちが良いです。
手水舎
お百度石
拝殿
拝殿横に「神々を訪ねて」の案内板がありました。
ご本殿の様子
法楽寺の盛時を伝える板絵図には、孝霊神社が描かれています。
赤〇が孝霊神社。
明治の神仏分離令により、法楽寺より現在の地に移されました。
境内に大きな碑がありました。
何の碑か解らなかったのですが、文字をよく見ると、「池」「明治二十年」という文字が見えます。
もしかしたら、黒田池築造に因んだ碑でしょうか?
明治21年に奉納された絵馬には黒田池築造が描かれています。
碑の背後には、大きな池が!
これが黒田池かな?
動画
アクセス
【所在地】奈良県磯城郡田原本町黒田262
【駐車場】なし。
【交通アクセス】近鉄田原本線「⿊⽥駅」から約250m、徒歩約3分。
奈良県で頂いた御朱印まとめ~神社編~
奈良県で頂いた御朱印まとめ~お寺編~