河内飛鳥古寺霊場一覧

河内飛鳥の古寺を巡る「河内飛鳥古寺霊場」。

河内飛鳥は、別称「近つ飛鳥」とも言い、大阪府羽曳野市東部・南河内郡太子町などの地域を指します。

「近つ飛鳥」に対して「遠つ飛鳥」があり、難波の港から近い方を「近つ飛鳥」、遠い方を「遠つ飛鳥(大和国)」と呼んだという説があります。

ちなみに、「近つ飛鳥」「遠つ飛鳥」と名付けたのは反正天皇で、難波から大和の石上神宮に参向する途中杜本神社近くで二泊した際に名付けたられたという説もあるとか。

では、河内飛鳥古寺霊場へとご案内しましょう。

この寶印帳と出会ったのは、叡福寺
見つけた時は購入しなかったのですが、後から気になって、気になって・・(笑)
後日、改めて購入しに出かけました。

寶印帳と一緒にしおりを頂きました。
しおりに河内飛鳥古寺の由来が紹介されていましたので、下記に記しておきます。

 

河内飛鳥古寺の由来

 

河内の文化は早くより大陸の影響を受け、渡来者の定住と共にその光彩をまし急速に発展し、仏教公伝(五五二)の頃より次第に発達した仏教が導入され、聖徳太子の時代を中心にその絢爛華麗なる文化の実を結び近隣に強い影響を与えました。

大陸文化の受入口難波の港に近く古来「近つ飛鳥」とも呼ばれ、文献にも(日本書記)飛鳥の名称は河内の方が大和よりさらに古く、百済系渡来者飛鳥部一族も河内に安住の地を定め、みずから安宿(あすか)「飛ぶ鳥のやすらかなる古里」と名付けました。

河内の古寺は飛鳥時代または、飛鳥文化の強い影響を受けて創建された名刹が多く、千古の歴史を信仰をもって今日に至っています。
古来より私達の先祖はみ仏の慈悲に心の安らぎを求めて本霊場に深い祈りをささげてまいりました。

河内飛鳥古寺顕彰会(河内飛鳥古寺霊場のしおりより抜粋)

 

河内飛鳥寶印帳

御朱印帳、納経帳でもなく、寶印帳って・・ちょっと渋いですね。

 


河内飛鳥古寺霊場一覧

第一番 四天王寺 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
第二番 長栄寺 大阪府東大阪市高井田元町1
第三番 大聖勝軍寺 大阪府八尾市太子堂3-3-16
第四番 葛井寺 大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
第五番 道明寺 大阪府藤井寺市道明寺1-14-31
第六番 野中寺 大阪府羽曳野市野々上5-9-24
第七番 西琳寺 大阪府羽曳野市古市2‐3‐2
第八番 天野山金剛寺 大阪府河内長野市天野町996
第九番 延命寺 大阪府河内長野市神ヶ丘492
第十番 観心寺 大阪府河内長野市寺元475
第十一番 龍泉寺 大阪府富田林市龍泉888
第十二番 瀧谷不動明王寺 大阪府富田林市彼方1762
第十三番 弘川寺 大阪府南河内郡河南町弘川43
第十四番 高貴寺 大阪府南河内郡河南町平石
第十五番 叡福寺 大阪府南河内郡太子町太子2146
客番 住吉大社 大阪市住吉区住吉2-9-89
客番 誉田八幡宮 大阪府羽曳野市誉田三丁目2-8

 

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ